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「ワイルドだろゥ」
とイーカスタムの鶴和社長がニヤニヤしています。
http://www.eeecustom.co.jp/86/shop.htm
装着した姿を早く見たい!
新型ロードスター用のエキマニです。ほぼ完全等長な上に、純正よりはるかにロングになっています。完全等長を極力狙うために、わざわざ同じ長さのフレキシブルチューブに発砲ウレタンでモデルを作ってから、ステンレスで作ったのです。
新型ロードスターはエキマニ交換でさほどパワーが上がらないというウワサがあります。ならばパワーが上がるようにMAX試行錯誤に労力を厭わないのが鶴和社長。すでにさまざまな工夫とテストが始まっています。
テストするのに4本も作ったのか… と思いよく見ると全部形が違う!!!
「右の二つは純正遮熱板が取り付くタイプ。左の二つはそれを無視してロングにしたもの。そしてそれぞれに太さが違うパイプを用意してん。純正と同等の太さと一回り太いタイプ。」
ちなみにさっそくテスト開始の動画がアップされていました(テスト前のオープニングムービーまでわざわざ作るところがマメ)
それにしてもすげえな、いきなり4種類か… 同じ形状で太さ違いを作る必要があるほどデリケートなクルマなんですね。
それにしても純正形状タイプはちゃんと遮熱板用のステーも美しく溶接してあある。相変わらず仕事が細かい。
O2センサーも凝った形状です。
「FT86のマニの経験で、チェックランプがどうすればつかないかを、レースエンジンのメカさんと相談してきたことが役立っているわ。」
とのこと。これからシャシダイと、実走テストしていかないとまだまだわからないけれどとのこと。
それにしてもスゲエワイルドな形状。何より、いきなりロードスターに4種類も開発したのはもっとワイルド。
「何いってんの。8種類ダヨ。だって材質はステンとスチールの両方やるから。一番ワイルドなヤツはチタンもやるかもしれないし」
そうだ、この人、FT86のマニは10種類作ったんだった。今回もやる気なんだ…
http://www.eeecustom.co.jp/86/ex%20pa-tu.htm
FT86でスチールマニを販売したときの反響には驚いたそうです。そもそもマニフォールドにスチール製があるのを知っているのは40代以上の人たち。いまだにスチール製を販売しているのはトラストの旧車用くらいでしょう。海外では結構メジャーな材質だけれど、日本人はステンにこだわる人が多すぎて、スチールがほぼ消滅した現代に、あえてFT86にスチールをぶつけ、売れ行きはステンを超える月もザラ。
その上、チタンも受注生産ではなく、ちゃんと在庫まで作って持っています。
もともとは、板金修理がメインの会社。けれど社長本人が510で昔からレースに参戦し、何度も優勝したことがあり、それ以前にはFLATWELLさんで働いていた経験と知識があり、15年近く前に、サニートラック専門の部署を作ったのが当社とのお付き合いの始まり。
サニトラの部品も今なおロングセラー。
また新しいサニトラ用マフラー、車高調、アームを試作中でした。アームと車高調は当社もお手伝いさせていただきます。
板金塗装屋さんだと自分ではいっていますが、シャシ台がドーン。
親分のフラットウェルさんをはじめ、有名なエンジニアやチューナーの方もちらほらされていることもあり、O2センサーに関する相談などもしやすいようです。
はやくみたい、そしてどれくらいパワーが上がるのか知りたい! 先ほども電話しましたが、装着前にすべきことがたくさんとのこと。ND5ロドスタは軽く試乗させてもらいましたが、本当に気持ちよく走れる車でした。ありきたりな表現ですが、軽快。自分がクルマを運転している、ということが心地よく感じられます。早く自動運転の時代が来ないかなとおもっている私ですらそう思わせるクルマです。バイクにも近い感じですから、これでエキマニ効果で高回転の伸びなどが変わったり、トルクが上がるならもっと楽しくなりそうです。
良く考えたら8月にデモカーを買ったばかりで、11月に試作マニを4種類も作ったこの人、相変わらず異常…